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- 診療方針
3つのコンセプト
当院は、以下の施設基準について厚生労働省中四国厚生局に届け出ております。
- かかりつけ歯科機能強化型歯科診療所
- 歯科点数表の初診料注1
院内感染防止対策を実施しています。
- 歯科外来診療医療安全対策加算1
- 明細書発行体制
- 在宅療養支援歯科診療所1
- 歯科治療時総合医療管理
- 在宅患者歯科治療時総合医療管理
- CAD/CAM冠
- クラウン・ブリッジ管理
- 歯科技工1,2
- 歯科リハビリテーション2
- 咀嚼能力検査
- 手術用顕微鏡加算
- 歯根端切除手術の注3
- 医療情報取得加算
ア:オンライン資格確認を行う体制を有しています。
イ:当該保険医療機関を受診した患者に対し、受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情を取得・活用して診療を行っています。
- 医療DX推進体制整備加算
ア:医師等が診療を実施する診察室等において、オンライン資格確認等システムにより取得した診療
情報等を活用して診療を実施している保険医療機関です。
イ:マイナ保険証を促進する等、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいる保険医療機関です。
- 「第3種再生医療(CGF療法)」が施行可能な「特定細胞加工物製造施設」
お口の健康は生きる力
私たちの生命活動は、言うまでもなく「食べること」によって支えられています。食べるために無くてはならないもの、それが“歯”ですね。ところが、歯の寿命は、長くなった日本人の平均寿命に追いついていません。歯を失う原因の80%は虫歯と歯周病。そして日本人の実に80%は知らぬ間に歯周病にかかっています。
1本でも奥歯が抜けると噛む力は20%も低下するといわれています。さらにその周りからむし歯、歯周病が進み、隣の歯、噛みあう歯とドミノ式に2本目、3本目と抜いていかざるを得ない状態になります。そして、その歯周病は単に口の病気だけではなく、歯周病と全身の健康との関係していることが次々とわかってきました。
片山歯科では、「お口の健康は,生きる力」をコンセプトに、残せそうな歯は1本でも多く残す努力をしています。そのために歯科用CTや歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)、拡大鏡ルーペを取り入れ、残った他の歯を守り、徹底的にプラーク(バイキンの塊)を除去し、お口の機能の維持向上を目指しております。
お口の機能の低下した、いわゆるオーラルフレイル、口腔機能低下症にも積極的に対応しております。舌圧計や咀嚼能力検査により、お口の機能を見える化、一緒にお口の機能を高めていきたいと願っております。低栄養や誤嚥性肺炎を少しでも予防し、豊かな食生活が送れるようサポートをさせていただきます。
片山歯科には、定期的なメインテナンスに応じて下さる患者様が多くおられます。痛い時だけ受診するのでは治療の繰り返しになります。一通り治療が終了したあと、お口の状態を維持するためには定期的なメインテナンスが欠かせません。何歳になっても、一生涯“口から食べる”ということに不安のないように過ごしていきたいですよね。みなさまのご協力とお付き合いのほどよろしくお願いします。
安全で安心して受診いただける環境作り
歯のことが気になるけど,歯の治療は痛い,怖い…このように思われる方はとても多いと思います.せっかく歯科に行こうと思ってもついつい二の足を踏んでしまいますよね.片山歯科は,勇気を振り絞って歯科に行こう思われたあなたに,安心して受診して頂ける環境作りを目指しています。
私たちには、ただ治療を提供するだけではなく、治療に来られてからお帰りになるまでを安全に遂行する義務があります。そのために片山歯科は、院内を完全バリアフリー化し、院内感染予防に細心の注意を払っております。歯科用ドリルの患者様ごとの滅菌はもちろん、全診療台に口腔外吸引装置を設置し、削りかすの室内への飛散を防止しております。
使用している器材も昔のものよりずいぶんと進化しました。歯を削る道具も随分と静かになり振動も減っています。麻酔注射では極細針も用意しております。そしてあの歯医者独特の臭いも減らしています。
さらに当院では、AEDや心電計、自動血圧計や救急薬品を設置し万一の時にスムーズな対応を取れるよう体制を整えております。かかりつけ医の先生方とも積極的に連携(医科歯科連携)を取らせていただき、患者様の持病に対する理解と配慮を深めるよう努力しております。
日本歯科麻酔学会に認定された「歯科麻酔専門医」として、病気をお持ちの方にも安心してお越しいただき、また歯科治療が怖い方にもストレスを減らして治療を受けて頂けるよう、笑気吸入鎮静法も取り入れております。
患者様に寄り添った歯科医療の実践
もちろん、スピーディーな医学の進歩に遅れることなく、新しい技術や材料について学会や研修会に参加して、よりよい治療法を県北の皆様にご提案させて頂いています。
インプラントに興味があるけど、トラブルの話も聞くしちょっと怖いような・・・昨今の報道でこのようにお考えの方も多いと思います。私は、国内で最大規模かつ公益性のある日本口腔インプラント学会が認定する「口腔インプラント専修医」として、学会の治療指針を遵守し、みなさまに安全で安心なインプラント治療を受けていただけるよう努力しております。
歯科の材料も雨後の筍のように次から次へと出てきています。そしてそれぞれが違った個性を持っています。皆さんのお口の状況はお一人お一人で全く違いますし、治療に対するご要望も皆さんそれぞれです。少しでも皆さんのお口の中の状況に適し、かつご希望に沿うような材料や治療法を提供させていただくよう心掛けております。