広島大学病院と広島県歯科医師会によるHIV感染症に関する講習会を受講してきました。
なんと、広島県での最近5年間の患者数は、さらに過去5年間の患者数に比べ、2.4倍の増加で全国で一番最悪の増加率であるとのことでした。
しかしHIVは非常に感染力の低いウイルスで、しかもHIV感染症およびエイズに対する治療法はほぼ確立されているため、早期発見が重要とのことでした。
初発症状が口腔内に現れることが多いこと、またこのウイルスの特性、そして何よりHIV感染者が広島県内で増加しつつあることなどを鑑み、当院でもしっかりと対応していく所存です。
そしてこのような体制を整えていくことが、すべての患者様に安心して受療して頂ける環境づくりにつながっていくものと信じております。