このたび歯科衛生士として、退院時共同指導のカンファレンスに参加させて頂きました。患者さんが退院後、ご自宅に戻られてからのサービスの内容を決める大事な話し合いの場です。いろいろな職種が関わる在宅ケアは、個々の専門職が訪問する曜日、時間帯が異なります。そのため、お互いの顔を合わせることがありません。患者さんへのアプローチの仕方も反応も異なります。その情報を交換し合うとても良い機会でした。
私たち歯科衛生士も、訪問ナース、理学療法士、ヘルパーさんなど他職種のかたと足並みをそろえて患者さんにケアを提供する上では、お口の中だけではなく、患者さんの生活全般の情報が必要になってきます。
歯科医療関係者の参加はまだまだ稀ですが、今後私たち歯科からの参加が増え、在宅ケアを受けられる患者さんのQOL(生活の質)の向上にお力添えできたらと思います。
(歯科衛生士K)